自然の美しさを表現するのって難しい

取材旅・長野 ミニチュアドールハウスRUNA

取材旅。

今回は夏の長野。
長野は自然豊かで、味わい深い建物や風景の宝庫。

ですが、今日の話はちょっとマニアック。

温泉に入った時のことです。

感染症対策で人数制限されている事もあり、広い大浴場は私だけの貸し切り状態でした。
で、ふと、乾いた石のタイルの上の排水溝へ向かって伸びるお湯の一筋の流れが目に留まりました。

その伸びる流れの様子が大好きな漫画「風の谷のナウシカ」に出てくる粘菌みたいで、
湯舟のお湯を手ですくって流して、更に伸びて行く流れを眺めてニンマリ。
貸し切り状態だからできる水遊び(笑)

水が低い所へ流れて行くのは当たり前。
そう。
自然界にはかならず秩序と法則があります。

例え人の手が自然界に介入して破壊したとしても、その破壊にも法則性が存在する。

私は苔むしたり風化したり、経年劣化をミニチュアで表現する事が大好き。
でも、その経年劣化や苔のつき方にも法則性があります。
その場所に普段どの方向から日差しや雨風が当たる事が多いのか。
どんな場所に建っているのか。

私はまだまだ自然の秩序や法則への観察力が足りていないなあ。
自然がもたらす風合いの美しさに、もっももっと迫りたい。

そんなことを考えていたら、ほんのイタズラ心で始めたお風呂での水遊びなのに、
いつの間にか真剣そのものになっていました。

雨が降った時の水の流れ方と、日差しの当たり方。
それを計算し尽くしたところに、説得力のある美しい表現がある。

そう考えたら、林の中のアスファルトの道に這う苔にも真剣に見入ってしまいました。

アスファルトに生えている苔も、雨水の流れや日差しと関係があると思うと
興味深くありません?
でもってキレイですよね~ この時は雨上がりだったので、より美しくて・・・
道端に座り込んでまじまじと観察してしまいましたよ~

そうだ。
私が大好きなツタの葉っぱも、自然の法則に従って伸びていくのだわ。

ああ、どうしたら、自然の美しさをミニチュアで表現できるんだろう?

あれこれ考え始めると妄想が止まらなくて・・・
知らない人が見たら、挙動不審な変な人だな。

これってもう職業病みたいなものだね(笑)
お医者様にも治せません!

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