「五日市のご実家」をミニチュアで再現させていただいた特別な事例です。
今回のご依頼主は、五日市で育った男性の方。
ご両親が建てられたご実家は、既に空き家となっており、急遽解体が決まったのはコロナ禍の時期。ご家族全員で実家の最後を見届けることが叶わなかったそうです。
「家族で過ごしたあの家は、自分のアイデンティティそのものでした。」
そう語られたご依頼主の言葉には、ご実家への深い想いが込められていました。このミニチュアは、ご両親への贈り物であると同時に、ご自身にとっても大切な“記憶の再現”であるという強い想いが伝わってきました。
私たちは単なる「建物の模型」ではなく、家族の時間や記憶をかたちにすることを目指して、心を込めて制作いたしました。
依頼者(息子さん)から、思い出の聴き取りをする中で、こだわって再現したポイントとして、以下を提案し、作り込むことができました。
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愛犬との記憶の場所
愛犬の鎖を繋いでいた支柱や、いつもその子が掘っていた地面の穴を再現。小さなディテールですが、ご家族にとっては特別な場所です。
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柿の実る庭木
秋になると実をつけるという柿の木。熟した実も丁寧に表現し、ご実家の風景を彩ります。
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兄弟の遊び場だった倉庫と外階段
ご兄弟がいつも遊ばれていたという庭の倉庫。その外階段も当時のままに再現しています。
お客様の声
完成したミニチュアをお手元にお届けした際、「ここに全部、ある。」というお言葉を頂きました。





















