葉っぱを一枚一枚作るの大好き!その理由とは?

私の作品の大きな特徴の一つに、
樹脂粘土で一枚一枚手作りした葉っぱで
表現されたつる性植物があります。
写真の作品「廃墟のマリア象」は
私の代表作の一つですが、
この作品に使ったアイビーの葉っぱの数は……
100枚は軽く超えてるかなぁ?
私はいつも、ご依頼品など制作していて
疲れてきた時のリフレッシュに葉っぱ作りをします。
こんな根気のいる単純作業がリフレッシュになる。
まるで変人、変態ですよねー(笑)
こんな変人になった原点は小学生の頃にあるかな?
と思います。
一つは小学生2年生の時。
校内での絵画コンクールに出す絵で、
私は運動会でやったダンスの絵を描いていました。
その時担任の先生が
「校庭の土って、全部同じ色じゃないよね?よく見てごらん」
と。
なるほどと思った私は、まるでシマウマのしま模様みたいに
土をいろいろな色で塗りました。
今思い出すと、けっこうめちゃくちゃな塗り方だけど。
結果、金賞受賞。嬉しかったなぁ。
そこから、色を重ねたり混ぜたりすることが
楽しくなりました。
木を描く時も
葉っぱを一枚一枚色を変えて描いたり。
次に強く記憶に残っているのは、
5年生の時の写生の授業。
学校近くのお寺に行って写生したのですが
例のごとく、葉っぱ一枚一枚、
お寺の瓦の一枚一枚、
格子戸の木枠まで、色を重ね丁寧に丁寧に描くので
なかなか仕上がらない。
とうとう担任の先生がおヒスを起こしまして(笑)
「そんなに時間ばかりかけたって、良い絵は描けないわよ!
後は放課後に自分でやりなさい!」
まあ、なんというか、ひどい先生ですよねー
でも、その絵は市内全小中学校の絵画展で金賞受賞。
あの時は、おヒス起こして私を叱った先生に心の中で
(どうだあ〜丁寧に描いて何が悪い!)
と思ったものです。
この2つの強烈な体験が
私の今の、しつこいくらいの(笑)
根気強さの元になったのかなぁ?と思っています。
もしかしたら生まれ持ったものかもしれないけど、
その生まれつきの個性に自信をつけてくれたのかな。
ただですねー
この根気。
勉強とか家事、特に掃除や片付けなんかには
発揮されないのですよー(笑)
イヤなものはイヤ。
っていうのは、まあ、当たり前な話か。
…と言い訳(笑)
そして今日もせっせと葉っぱを作り、
保存ケースに溜まっていく葉っぱを見てニヤリ。
せっせと、その葉っぱを作品に貼り付けてはニヤリ。
幸福感に満たされるのです♬

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