文豪ゆかりの築100年の古民家制作

既に解体されてしまった築100年近いご実家をミニチュアドールハウスで再現して欲しいというご依頼を受けての制作エピソードです。

予算の都合で、お部屋の中まで作り込むことは難しいので外観だけを、それも姉妹で一つずつ欲しいということでした。

 

外観を作ると言うのは、建築の知識が皆無な身としては思っていたより大変でした。

資料としてお預かり出来たのは5枚ほどの建物の一部しか写っていない写真のみ。

ただ、ご依頼者さんがとても協力的な方で、間取りを絵で描いて下さったり簡単な模型を厚紙で作って下さったのでとても助かりました。

 

厚紙の模型を見ながら、作品全体のサイズを決めて作り始めたのですが、途中でバランスが悪くなったり強度の不安から素材を変えたりと、同じ建物を3回は作り直したでしょうか?

お部屋一つを作るより大変なんだなぁと。

設計士さんって、凄いお仕事なんだなーなんて、あらためて思ったりして(笑)

 

ご依頼者さんは模型を作る時、たまたま残っていた航空写真を参考にされたそうですが、屋根の構造はとても複雑なので模型が無ければ作れなかったかもしれません。

 

ご自身の自宅の屋根がどんな形をしているか、ご覧になったことはありますか?

このご依頼がなければ、考えることもしなかっただろうなぁ。模型があって本当に良かった!

 

ご依頼作品というのは、つくづくお客様との二人三脚なんだなと思います。

 

手がかりとなる写真が限られるので、あとは思い出のエピソードをたくさん伺いながら進めていきました。

 

築100年というだけあって、ツタの葉がからんだなんとも言えない味わいのある建物で、作りがいがあってワクワクでしたよ~

次回の記事で触れたいと思いますが、ご依頼者様のお爺様は地元ではの名士でいらして、誰もが知るような文豪が訪れることもあったそうです。お預かりした写真に写っているお爺様は羽織袴がびしっと決まった風格を感じるお姿でした。

長い歴史の中で、どんな物語があったのかなぁ?と想像しながら作っていると、自分自身も時間をさかのぼっている様な不思議な感覚になることもありました。

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