カンボジア取材旅行(9/24-30) そして プロジェクトを始めよう

     この夏解体されたホワイトビルディングをミニチュアドールハウスで再現できないかという話が持ち上がり、カンボジア・プノンペンへ取材旅行(2017.9.24〜9.30)へ行ってきました。

ホワイトビルディングは50年以上、カンボジアの歴史や内乱後の経済発展を見つめてきた建物であり、この建物の中でカンボジアの伝統的な生活を送ってきた人々、ここを拠点に活動していたアーティスト集団など、多くの方が関わりを持っていました。解体を心より惜しむ人々、反対に老朽化や治安の悪さを心配し再開発が決まったことを歓迎する人々など。
沢山の思いや物語の詰まった建物です。

その物語に惹かれて、このプロジェクトを始めようと思いました。

今回は、その物語を形にする為にカンボジアの伝統的な暮らしやそこに住む方々の表情、文化や歴史に直接触れ五感で色々なものを吸収するための旅でした。カンボジアに暮らす人々や文化に思いを寄せ理解をしなくては、ホワイトビルディングをただ形にしてもご覧頂いた現地の方々に納得してもらえるものにはならないと考えたから。

形にするだけなら建築の専門家のほうが構造的に正確に再現できます。でも私はアーティスト。
私が感じたカンボジアを私の世界観で表現する事に意義があるのだと考えています。

相当な規模の作品になる事が予想されること、この建物に色々な思いを持つ方々が多いこと、八王子とカンボジアには色々な交流があることから、日本とカンボジアの共同プロジェクトの様な形で、多くの方に参加頂ける形を目指したいと思っています。

自分達の国や町の歴史や文化、本当の豊かさってなんだろう?と、ほんの少し立ち止まって考えるきっかけになったり、自分達が今持っている幸せや宝物の再発見をしたり…と、ステキな笑顔の生まれる作品にしたい!

それがこのプロジェクトの願いです。

おそらく長い時間をかけて育てていくプロジェクトになると思います。また、たくさんの方に参加・協力をお願いすることになると思います。

どうぞ、このプロジェクトを温かく見守り応援下さいます様にお願い申し上げます。

また、こちらの動画が、私の作家活動の背景にある思いお伝えするプレゼンテーションです。
https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=Qgki8xB4Fho